「ウマ娘」5th EVENT 第4公演で見た“新時代の幕開けとお祭り娘が駆け抜けた姿” - (page 2)

「ウマ娘 プリティーダービー 5th EVENT ARENA TOUR GO BEYOND - NEW GATE -」DAY2出走者(※敬称略)

Machico(トウカイテイオー役)、徳井青空(テイエムオペラオー役)、衣川里佳(ナリタブライアン役)、小倉唯(マンハッタンカフェ役)、上坂すみれ(アグネスタキオン役)、咲々木瞳(アドマイヤベガ役)、渡部優衣(ウイニングチケット役)、田中あいみ(ビコーペガサス役)、前田佳織里(ナイスネイチャ役)、田澤茉純(イクノディクタス役)、花井美春(ツインターボ役)、矢野妃菜喜(キタサンブラック役)、真野美月(サクラローレル役)、松岡美里(タニノギムレット役)、夏吉ゆうこ(シュヴァルグラン役)、奥野香耶(ヴィルシーナ役)、伊藤彩沙(ヴィブロス役)、福嶋晴菜(ダンツフレーム役)、藤本侑里(ジャングルポケット役)、河野ひより(ノーリーズン役)、春日さくら(ヒシミラクル役)、秋奈(ドゥラメンテ役)、小島菜々恵(ラインクラフト役)、佐藤榛夏(シーザリオ役)、根本優奈(エアメサイア役)、希水しお(デアリングハート役)

【ゲスト出走】上田瞳(ゴールドシップ役)
【実況】明坂聡美(実況役)
【ナビゲーター(シークレットゲスト)】山本昌広(解説役)
【ダンサー】ウマ娘ダンサー

DAY2出走者
DAY2出走者

 DAY2の開演前にも、「ぱかチューブっ!」出張版のコール&レスポンス動画が上映。この日はジャングルポケットとアグネスタキオンが登場。さらにマンハッタンカフェも姿を見せ、会場を温めていく。

 明坂さんが出走直前の様子を直前レポートするコーナーも実施。DAY2では、前田さん、田澤さん、花井さんという、チーム<カノープス>のウマ娘キャスト3人が、ソファーなどで寝ている状態で映し出されるという展開に。トレーナーさんたちによる「おはようございまーーーす!」のコールで、それぞれがキャストとなっているウマ娘らしい寝起きをしつつ自己紹介。そして3人がステージに向かったところ、男性の声とともに、野球のグローブを付けた手が映し出され、さらに“肩を温めるブルペン”“ラジコンのコース”といった言葉も飛び出し、まさか……というどよめきがおきる。

 そして実況ブースには、アニメ「ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP」やTVアニメ第3期で解説役として出演した山本昌広さんが登場。山本さんは元プロ野球中日ドラゴンズの投手として長年活躍(※選手時代の登録名は山本昌)。ご本人登場というべき状況にさらなる盛り上がりを見せる場内。そんななかで山本さんは前説をしつつ、5th EVENTとしての千秋楽ということで、トレーナーさんたちを鼓舞するようなアナウンスも行っていた。

 Overtureとオープニングムービーの上映、ウマ娘ダンサーによるパフォーマンス、カウントダウンを経てライブがスタート。この日もオープニングナンバーは「Comeback Story V」。Gate of Infinityの衣装をまとったキャスト陣が、途中でそれぞれの個性を表すような自己紹介を交えつつ、千秋楽としての気合いも感じられるようなステージとなっていた。

オープニング(DAY2)
オープニング(DAY2)

 明坂さんの進行によるMCパートでは、キャスト陣が千秋楽に向けた意気込みを語る。ナンバリングイベント初出走が田中さん、福嶋さん、河野さん、根本さんの4人というなか、特に田中さんはウマ娘に長く関わりつつも念願の初出走が実現ということで、待っていたトレーナーさんに向けて改めて挨拶しつつ、喜びをあらわにしていた。

 まずは、DAY1でも行われたスペシャルステージ「[U.A.F is entering the venue.]」が、DAY2では序盤で披露。この日は上田さんによる巻き舌を駆使したナレーションのもと、複数人のキャストによって競技パフォーマンスを実施。そして「爆熱マイソウル」(徳井さん、衣川さん、咲々木さん、渡部さん、田中さん、前田さん、田澤さん、花井さん、福嶋さん、河野さん、秋奈さん)を歌唱。赤く染まった会場に炎が吹き上がる演出、多人数でのステージ、さらには間奏では河野さんによるノーリーズン役としての戦国武将風の口上や、最後の大きな爆発音の演出まで含めて、ただただ熱いの一言に尽きるステージとなっていた。

 ここで、春日さんがステージに現れ、ヒシミラクル役として次に歌う番であることを口にしつつ、ナリタトップロードとシンボリクリスエスからの手紙を読み上げ、やる気を出すところを見せて歌ったのは、ヒシミラクルのソロ曲「平凡、時にミラクル」。平凡で等身大、そしてできる範囲で“ふつ~”に頑張るヒシミラクルの姿をほうふつとさせるような楽曲で、ポップな曲調にのせてキュート感あふれるパフォーマンスで魅了していく。

 田中さんは、ビコーペガサスのソロ曲「一撃入魂☆ペガサスパンチ」を披露。特撮ヒーローに憧れるビコーペガサスらしさを存分に詰め込んだヒーローソングを歌うなか、突如として場内にはサイレンが鳴り響き、スクリーンには「第1話 炸裂!ペガサスパンチ」の文字も映し出され、ヒーローショーに突入。スタンドのトロッコには、白衣を着た上坂さんが、“黒の科学者 ドクターマッドタキオンネオ”として登場したうえ、衣川さんと真野さんがとらわれの身に。トロッコで逃げるドクターマッドタキオンネオを、良い子のトレーナーたちの声援を受けてビコーペガサスが追い詰め、必殺技のペガサスパンチを繰り出し、世界と大阪の平和を守り勝ち名乗りを上げる……というシチュエーションのショーを展開しつつ、歌唱に戻って盛り上げていた。

「一撃入魂☆ペガサスパンチ」(DAY2)
「一撃入魂☆ペガサスパンチ」(DAY2)

 ライトはスタンドを照らし、上田さんが楽器を手にしたウマ娘ダンサーとともに登場。ここで歌われたのはゴールドシップのソロ曲「ピスピス☆スピスピ ゴルシちゃんのうた」。幼稚園児となったゴールドシップが主人公のコミック「ウマ娘 ピスピス☆スピスピ ゴルシちゃん」のテーマソングとなっており、スクリーンにはコミックのゴールドシップなどを映し出しつつ、スタンドを練り歩くようにして歌う。途中ではコミック単行本の宣伝をしたり、ゴルシバズーカでテープを射出して“ファンサ”(※ファンサービスの略)をしたり、ゴリラを保護したり、ウマ娘のドンジャラをやりはじめたり、メジロマックイーンからの手紙を受け取ったりと、トークをまじえながら自由すぎるというぐらいのにぎやかさで、楽しい気持ちになれるものだった。

 舞台をステージに戻し、歌われたのは「ぼくらのブルーバードデイズ」(夏吉さん、奥野さん、伊藤さん)。シュヴァルグラン、ヴィルシーナ、ヴィブロスという3姉妹ウマ娘の間柄を感じさせる口上や、息の合ったパフォーマンスとともに、清涼感と青春を感じさせるようなステージに。最後はボールを投げて締めくくる一幕も。

「ぼくらのブルーバードデイズ」(DAY2)
「ぼくらのブルーバードデイズ」(DAY2)

 「DRAMATIC JOURNEY」(Machicoさん、徳井さん、衣川さん、渡部さん、田中さん、真野さん、福嶋さん、藤本さん、河野さん、小島さん、佐藤榛夏さん、根本さん、希水さん)では、初出走組の4人を交えて新たな旅路へと踏み出すように歌えば、「アコガレChallenge Dash!!」(Machicoさん、前田さん、田澤さん、花井さん、矢野さん、松岡さん)では、この日も大きなバルーンが場内に登場しつつ、DAY1とは違う歌唱メンバーで新たな魅力を放つ。

 「彩 Phantasia」(田澤さん、奥野さん、伊藤さん、小島さん、佐藤榛夏さん、根本さん、希水さん)では、トリプルティアラを手繰り寄せた女王にのみ与えられる楽曲とされるなか、ゲームのメインストーリー第2部において、トリプルティアラ路線に並々ならぬ憧れを抱くラインクラフトとシーザリオ、同世代のライバルウマ娘であるエアメサイアとデアリングハートという、主要なウマ娘4人のキャストが混じるなかで華々しく歌っていた。

「彩 Phantasia」(DAY2)
「彩 Phantasia」(DAY2)

 ここで山本さんの進行によるMCパートに突入。恒例のコール&レスポンスコーナーを実施したあと、山本さんも自ら申し出て「ウマ娘!」「大好き!」というコーレスを実施。楽しんでいる様子が伺えた。

 ライブが再開され、まずは「winning the soul(High-voltage Ver.)」(Machicoさん、咲々木さん、渡部さん、松岡さん、藤本さん、秋奈さん)。スタンドマイクを前にそれぞれが熱唱するなかでも、ステージの中心に立った藤本さんが、劇場版の主人公であるジャングルポケット役ということもあってか、ナンバリングライブの参加歴は浅くともけん引するような貫禄ある姿で歌っていたのが目を引いていた。

「winning the soul(High-voltage Ver.)」(DAY2)
「winning the soul(High-voltage Ver.)」(DAY2)

 ここからはソロ曲が連続して歌われる。まずは小倉さんによる「楽園」。人に見えないものが見え、いつも壁際に1人でいるが常に“お友だち”といるらしいというマンハッタンカフェの心情を描いた楽曲となっており、冒頭のセリフや透明感ある歌声、ライティングの演出も相まって、神秘的な空間を作り出す。

 続いては衣川さんによる「シャドーロールの誓い(The Solid Revision)」。無双の走力を誇る一匹狼なナリタブライアンの強い意思を示すような楽曲。キャスト変更を経て衣川さんがナンバリングライブでこの曲を披露することは初めてということもあってか、力強さと前に進み続けることの意志をより感じさせるものとなっていた。

 上坂さんは「ライトレス」を披露。科学力を駆使し、速度の限界を追い求める研究者肌のアグネスタキオンをイメージさせるような、スピード感ある曲調や照明演出、圧巻とも言える歌声で、会場を支配するかのようなステージに。さらに終盤では小倉さんも姿を見せて歌唱に参加。アグネスタキオンとマンハッタンカフェの関係性も感じさえるようなサプライズでの演出に、歓声が沸き上がっていた。

「ライトレス」(DAY2)
「ライトレス」(DAY2)

 夏吉さんによる「僕が憧れた青」では、内向的で物静か、そして才能ある姉と妹に大きなコンプレックスを抱いているシュヴァルグランが、そのコンプレックスを乗り越えて進んでいきたい気持ちを示した楽曲となっており、その強い思いを高音で響く歌声で示すように歌う。終盤に見せた晴れやかな表情も心を引きつけるものとなっていた。

「僕が憧れた青」(DAY2)
「僕が憧れた青」(DAY2)

 ソロ曲が続いたブロックの最後は「Ms. VICTORIA(The Legends Ver.)」(徳井さん、衣川さん、上坂さん、咲々木さん、前田さん、真野さん、奥野さん、春日さん、根本さん)。ここでは徳井さんがステージ上段のセンターに立ち、大仰なほどナルシストというテイエムオペラオーをほうふつとさせるような、せり上がりの最上段から徳井さんが凱歌を響かせていた。

 MCパートでは、花火大会と称した恒例のバズーカ型クラッカーによるテープ射出も、ステージとスタンドのトロッコから実施。さらにサプライズとして、この日は松岡さんが誕生日ということで、お祝いソングをみんなで歌唱。さらにロウソクに見立てたブレードを松岡さんが吹いて消していくことも行い、喜びをあらわにしつつ感謝の言葉を送っていた。

 ウマ娘たちのメッセージを言葉として伝えていくコーナーとなるなか、最後に登場してメッセージを発したのは、メインストーリー第2部の主要ウマ娘キャストである小島さん、佐藤榛夏さん、根本さん、希水さんの4人。しかも、第1~4公演の衣装をそれぞれまとっての登場でざわつく一幕も。

ウマ娘からのメッセージステージ(DAY2)
ウマ娘からのメッセージステージ(DAY2)

 ここからは、その4人によるソロ曲の披露に。まずは佐藤榛夏さんによる「朝露は大河の夢を見る」。理知的で懐が深いシーザリオをイメージさせるような楽曲となっており、大自然の映像を背景にミュージカル風の壮大さを感じさせる曲調のなかで、遠くまで響き渡るような力強い歌声で魅了するものとなっていた。

 希水さんが歌ったのは「QueenBee」。アメリカ育ちでリーダー気質、目立つことが好きというデアリングハートを示すような、アメリカン・パワーポップのようなダンサブルなナンバーで、キレのあるダンスとともに、力強くも色っぽさを感じさせる歌声で、見る人の目を耳を釘付けにするようなパフォーマンスを見せていた。

「QueenBee」(DAY2)
「QueenBee」(DAY2)

 根本さんは「十帰りの花」を披露。誠実で堅実な努力家であるエアメサイアをイメージさせるように、このステージではメガネをかけた根本さんがゆったりと優しく語りかけるように歌いつつ、トリプルティアラを目指した母への強い思いを示すように、伸びやかにロングトーンを響かせる姿に心をつかまされるものとなっていた。

 小島さんは「Over a Tiara」をパフォーマンス。明るく朗らかな性格でありつつ、トリプルティアラに並々ならぬ憧れと情熱を抱いているラインクラフトを示すような楽曲となっており、ガールズロックサウンドにのせて、感情豊かに、そしてまっすぐに歌う姿、
晴れやかな表情で歌いきる姿は、王道の主人公らしさを感じさせるものだった。

「Over a Tiara」(DAY2)
「Over a Tiara」(DAY2)

 そして、ここまでの4人がステージに揃って「Unite!!」(小島さん、佐藤榛夏さん、根本さん、希水さん)を披露。それぞれが個性を示してきた4人が集い、みんなで一緒に輝く未来を描くように歌う。DAY1で初披露だった楽曲も馴染んできたのか、コール&レスポンスもより大きく感じられた。

 MCパートでは、「ユメヲカケル!」アコースティックバージョンを、会場が一体となって合唱。山本さんもしっかり参加し、その歌声も魅力的なものとなっていた。

 ライブもいよいよクライマックスへ突入。まずは「GIRLS' LEGEND U(The Infinite Ver.)」(衣川さん、咲々木さん、渡部さん、真野さん、松岡さん、奥野さん、福嶋さん、藤本さん、河野さん、春日さん)。DAY2では衣川さんと真野さんが冒頭のアカペラを担当しつつ、ここからさらに鼓舞するように熱唱。終盤は真野さんが促して、場内で大合唱に。

 「Go This Way」(小倉さん、上坂さん、矢野さん、夏吉さん、奥野さん、伊藤さん、秋奈さん)では、冒頭上坂さん、矢野さん、夏吉さんが歌い進め、途中からはさらに歌唱メンバーが加わるという、これまでの公演でも見られた演出に。上坂さんには小倉さんが、矢野さんには秋奈さんが、夏吉さんには奥野さんと伊藤さんがそれぞれ近くに立ちながら、ウマ娘の関係性も見せつつ“前へ”という思いを一緒に歌うのは、グッとくるところがあった。

「Go This Way」(DAY2)
「Go This Way」(DAY2)

 「We are DREAMERS!!」(Machicoさん、衣川さん、田中さん、前田さん、花井さん、真野さん、松岡さん、河野さん、春日さん)では、ゲーム1周年記念曲として彩ってきた、夢の先にある新たな夢へと走り続けることを示した楽曲を、それぞれの個性を示しつつも歌う。ステージとその上段で分かれて歌うなか、ステージ中央に松岡さん、河野さん、春日さんの3人が並んで歌う光景は、それぞれ演じるウマ娘のモチーフとなった競走馬(タニノギムレット、ノーリーズン、ヒシミラクル)が、クラシック3冠を分け合った間柄もあり、感慨深さもあった。

 「ソシテミンナノ(Breaking The Limit Ver.)」(前田さん、田澤さん、花井さん、矢野さん、夏吉さん、伊藤さん、秋奈さん)では、矢野さんが「結願のしまい華」の衣装をまとって登場。それぞれが熱い思いをぶつけるかのように歌うなか、DAY2ではトウカイテイオー役のMachicoさんとゴールドシップ役の上田さんのエール、さらに実況役の明坂さんによる実況を受けながら、矢野さんがキタサンブラックの激走を示すような、ソロダンスパフォーマンスを披露。

 そして、劇場版の映像が流れたあとで歌われたのは、主題歌である「Ready!!! Steady!!! Derby!!!」(小倉さん、上坂さん、福嶋さん、藤本さん)。DAY1で公開された特報映像でも一部流れ、シンガーソングライターとして活躍している大石昌良さんが作詞・作曲を担当した楽曲となっており、フルバージョンをライブで初披露。ラップパートも交えつつ、駆け抜けていくような疾走感あふれる楽曲で、間奏では藤本さんがジャングルポケット役としての口上でトレーナーさんたちを鼓舞する一幕ありつつ、4人の思いが詰まったステージになっていた。

 MCパートでは、徳井さんがテイエムオペラオー役としての高笑いをしつつ登場し、「Ready!!! Steady!!! Derby!!!」を歌った4人とともにトークを進行。そのなかでは、この楽曲のフルバージョンを聴くことができるのは、映画公開までは本公演のみということで、アーカイブ配信を繰り返し見て、そして聴いてほしいとアピールした。

「Ready!!! Steady!!! Derby!!!」(DAY2)
「Ready!!! Steady!!! Derby!!!」(DAY2)

 キャスト陣がステージにそろい、「U.M.A. NEW WORLD!!」が歌われる。間奏では、藤本さんがジャングルポケット役として渾身の雄叫びをあげれば、トレーナーさんによる声援やコールもさらに高まるという光景も見受けられた。

 アンコールの声があがり、山本さんが登場し新情報の告知映像が上映されるなかでは、アニメ「ROAD TO THE TOP」の再編集版劇場公開や、ウマ娘キャストによる新たなリアルイベント「TWINKLE CIRCLE」の発表などで歓声があがっていた。

 アンコールとしてキャスト陣がステージ上に次々と登場するなか、最後にメインストーリー第2部の主要キャスト4人と、劇場版の主要キャスト4人が姿を見せ、藤本さんと小島さんが、それぞれジャングルポケット役、ラインクラフト役としてのメッセージが伝えられる。

 いい感じの雰囲気になりつつも、アンコールはお祭り騒ぎとなる「トレセン音頭」に。コミカルな即興の掛け合いやウマ娘としての挨拶にはショートコントも織り交ぜられ、笑いも起きるような楽しい雰囲気に包み込んでいた。

「トレセン音頭」(DAY2)
「トレセン音頭」(DAY2)

 代表したキャストの挨拶では、それぞれに感謝の言葉を送るなかでも、根本さんのときにはメインストーリー第2部の主要キャストの3人が寄り添い、絆を感じさせる場面も。さらに福嶋さんはダンツフレーム役としては初出走ながら、実は舞台「ウマ娘 プリティーダービー」~Sprinters' Story~のアンサンブルとして出演しており、5th EVENTの第1公演における舞台パートにもステージに立っていたことを明かす。“人生のビッグイベント”という5th EVENTに対しての思いや喜び、そしてダンツフレーム役として邁進することを話すと、大きな拍手に包まれていた。

 5th EVENTとしても締めくくりとなるラストナンバーは、やはりこの曲「うまぴょい伝説」。明坂さんと山本さんもステージに降りて、思い思いの場所から歌う。上田さんが山本さんを見かけて一緒にカメラアピールを行う一幕もあれば、ステージの階段に腰掛けて歌う小倉さんに上坂さんが寄り添い、さらに藤本さんも近くで歌うという光景も。そしてトレーナーさんからの「俺の愛バが!」コールもひときわ大きく響き渡っていた。

「うまぴょい伝説」(DAY2)
「うまぴょい伝説」(DAY2)

 キャスト陣の降壇時には、次のレース(公演)での再会を約束しつつ、マイクを通さない形での「ありがとうございましたー!」と挨拶してゴールインとなった。エンディングムービーが流れて、5th EVENTを締めくくった。

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